このブログについて
このブログは Octopress (2.5) で生成してGitHubに送りGitHub Pagesの機能を使って公開しています。
Octopressのファイル自体はBitBucketのプライベートレポジトリで管理して、 そこにPushするとwerckerが走ってサイトをビルドし、GitHubに送る様になっています。
GitHubではユーザー名を使ってrcmdnk.github.io という感じのURLで公開出来ますが、カスタムドメインの登録をしてそちらに飛ばす事も簡単に出来る様になっています。
これまでrcmdnk.github.ioとして公開していたものをrcmdnk.comとして 公開する様にしたので以下やったこと。
ドメイン取得
今回は お名前.com でドメインを取得しました。
普通なドメインとしてcomかnetかどちらかかな、と思いましたが、 なんとなくcomのがまとまりが良かったのでcomに。
お名前.comで取得する時によく言われる注意が Whois情報公開代行を申込時にしておく、ということ。 後から設定すると年間980(+税)円の手数料が別途取られてしまいます。
comドメインは取得が490(+税)円で2年目以降の継続手数料が 1280(+税)円でした。 取得の値段は通常1000円位ですがちょくちょくキャンペーンやっていて今回は490円になってました。
ドメイン移行手続き
GitHubのHelpページに従ってやっていけばOK。
Using a custom domain with GitHub Pages - User Documentation
今回はrcmdnk.comという形のドメインなので下のページで言うとこの Apex domainsになります。
下のヘルプに従うとまずGitHub側での変更から行ってますが、 お名前.comでの変更の方がちょっと時間がかかるのでそちらから行います。
Quick start: Setting up a custom domain - User Documentation
Apex domainの設定
お名前.com側での設定
お名前.comでログインして、 ドメイン設定DNS関連機能の設定内部ドメイン一覧からrcmdnk.comを選んで次へ進むDNSレコード設定を利用するへ行って
- ホスト名: 空白のまま
- TYPE: A
- TTL: 3600のまま
- VALUE: 192.30.252.153
- 状態: 有効
の状態で一つ登録。 もう一つ同じ設定でVALUEだけ192.30.252.154にしたものも追加。
ここに出てきた2つのIPアドレスは下にあるものです。
この設定をしてしばらくしてからコマンドラインでdig
を使って以下の様にチェック:
$ dig +noall +answer rcmdnk.com
rcmdnk.com. 3594 IN A 192.30.252.153
rcmdnk.com. 3594 IN A 192.30.252.154
こんな感じで登録したIPが登録されていればOK(お名前.comで設定してから数分かかりました)。 もしくは nslookup(dig)テスト【DNSサーバ接続確認】 とか適当なウェブサービスでもチェックできます。
GitHub側での設定
GitHubで公開してるレポジトリに行き
(ユーザーページとして公開してるのでrcmdnk.github.io
)、
SettingsにあるGitHub PagesのCustom domainに
rcmdnk.com
を入れてSave。
上がわにある表示が
Your site is ready to be published at http://rcmdnk.com
になればOK。
独自ドメインにするとここでのhttpsへの強制は出来ないようで したい場合は他のところで設定する必要があるみたいです。
この設定をするとレポジトリにCNAME
というファイルが
rcmdnk.com
というドメイン名の内容で出来ます。
逆に、レポジトリに直接ドメイン名の内容を持ったCNAME
というファイルを作って
push
するとSettingsのCustom comainの設定も変更されます。
古いインストラクションだとCNAME
ファイルの追加のことが良く書かれてますが、
Settings
の項目と今は完全に同期しています。
GitHub側での設定はこれで終わりで、これで http://rcmdnk.comにちゃんとサイトが表示され、 http://rcmdnk.github.ioに アクセスしてもhttp://rcmdnk.comに転送される様になってればOK。
GitHub側での設定は即座に?反映される様ですが、 一度設定してしまうと空白にして元に戻そうとしても しばらくの間(10分位?)転送されて続けるので ドメインポータルサイト側で設定は後からした方が良さそうかな、と。
Octopressでの設定
まず、このブログはBitBucketでソースを管理していて、 ビルド後にGitHubに送る時に毎回初期化して送ってるので、 何もしないと、一回ビルドするとカスタムドメインの設定が消えてしまいます。
ので、CNAMEファイルをrcmdnk.com
という内容でsourceに追加します。
また、_config.ymlの中のurl
の値をhttp://rmcmdnk.github.io
からhttp://rcmdnk.com
に変更。
wwwのサブドメインの設定
以上で新しいドメインへの変更は取り敢えずOKですが、
www
のサブドメインからも見える様にしておくと何かと便利ということでそれも設定しておきます。
Setting up an apex domain and www subdomain - User Documentation
レポジトリの設定でrcmdnk.com
を登録してるので
www.rcmdnk.com
にアクセスしてもrcmdnk.com
に転送される様になります。
お名前.comでの設定
今度はCNAMEというTYPEの設定をします。
GitHub Pagesでのドメイン設定の仕方を検索すると
上に書いたApex domainsの場合でもCNAMEだけ使ってやってる様なのが出てくるんですが(古い?)、
Help
にApex domainsはALIAS
、ANAME
またはA
で、サブドメインはCNAME
で、
とあるのでそれぞれ設定します。
上の設定と同時にやっていっても良いんですが、 今回は確認しながらやってたので別々にやってみました。
ドメイン設定DNS関連機能の設定内部ドメイン一覧からrcmdnk.comを選んで次へ進むDNSレコード設定を利用するへ行って
- ホスト名: www
- TYPE: CNAME
- TTL: 3600のまま
- VALUE: rcmdnk.github.io
- 状態: 有効
として追加します。
dig
とかで確認して、
$ dig www.rcmdnk.com +nostats +nocomments +nocmd
; <<>> DiG 9.8.3-P1 <<>> www.rcmdnk.com +nostats +nocomments +nocmd
;; global options: +cmd
;www.rcmdnk.com. IN A
www.rcmdnk.com. 3600 IN CNAME rcmdnk.github.io.
rcmdnk.github.io. 3600 IN CNAME github.map.fastly.net.
...
みたいな出力になってればOK。
GitHub側での設定
GitHub側での設定は上でやってるので特になし。
www.rcmdnk.comにアクセスしてきちんとrcmdnk.comに転送されて表示されればOK。
プロジェクトページの設定
GitHubではユーザーページ以外にも、他の通常のレポジトリでもプロジェクトページとしてサイトを公開することができます。
このブログでも
英語版を別のen
というレポジトリを作ってそこでプロジェクトページとして公開していますが、
こちらはユーザーページでカスタムドメインの設定が行われると自動的にそれに追随する様になって、
この場合http://rcmdnk.com/en/
というドメインで公開される様になっています。
Whois情報のチェック
お名前.comで設定した Whois情報公開代行の設定がきちんと出来てるか一応チェック。
InterNIC Whois とかでチェックしてrcmdnk.comの情報が正しく代行されてるかチェック。
Domain Name: RCMDNK.COM
Registrar: GMO INTERNET, INC. DBA ONAMAE.COM
みたいになってれば大丈夫。
その他やったこと
- Google Search Console(ウェブマスター)で
https://rcmdnk.com
を追加。- さらにアドレス変更ツールの使用 - Search Console ヘルプに従ってURLの変更をGoogleにお知らせしておきます。
- Google Analyticsの
http://rcmdnk.github.io
で設定してたものに対し- プロパティ設定からデフォルトのURLを
rcmdnk.com
。 - Search Consoleの調整、からSearch Consoleも
rcmdnk.com
のものに。
- プロパティ設定からデフォルトのURLを
- Googleアドセンスで
rcmdnk.com
を設定自分のサイトで追加。 - Amazonアソシエイトに新しいドメインの追加を連絡。
- 一時的に登録前に新しいドメインに載せてしまうことになりますが、変更前に連絡したら公開されてないサイトだと判断しようがない、ということで、 ドメイン変更とかこういった場合は仕方ないので取り敢えず変更してから連絡してくれれば良い、とのことでした。
rcmdnkについて
最後に、GitHubとかでも使ってるrcmdnk
というユーザー名について、
一応自分なりには意味あるものなんですが、子音ばっかで読みにくくてどうかな、とちょっと思ってたり、
でも今更新しいユーザー名を色々作るのもあれなのでこのままでいいや、と思ったり。
ちなみに子音ばかりで読みにくいかと思いますが、自分ではあーるしーえむでぃーえぬけー といった感じでそのまま読んでます。